すぐ終わる!読書感想文の簡単な書き方と例③:付箋で準備

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さあ、読書感想文の本は読み終わりましたか?

ここからは早速、読書感想文を書く「準備」に入っていきます。「あれ、本を読み終わったのに、まだ書き始めないの?」と思われるかもしれませんが、そう、いきなり書き始めるわけではないんです。しっかり準備をしておけば、書くのがとっても簡単になるからです。

例えば、旅行に行くときと同じです。旅行に行くときは、事前に計画を立てることが多いと思います。「まずはAに行って、その後この電車に乗って、Bに行く。そしてCというレストランで夕飯を食べて、前もって予約しておいたDというホテルに宿泊する」、というかんじです。事前に計画しておけば、「帰りの電車に間に合わなかった!」「泊まる宿がない!」などというハプニングにあうこともありません。

(もちろん、あえて計画も予約もしない行き当たりばったりの旅も面白いものですが、旅の初心者にはおすすめではありません。読書感想文の場合でも、慣れないうちは行き当たりばったりだとなかなかうまくいかないものです。)

読書感想文もそれと同じで、事前にどう進めるかをしっかり準備しておくと、後で書き始めるときにぐーんと楽になるのです。さあ、実際に準備を始めてみましょう!

※「読書感想文の簡単な書き方と例」の他の記事一覧:

 

1.付箋のメモから感想を広げていこう!

ノートと付箋

それでは、今度は読み終わった本と鉛筆とノートを準備して下さい。できれば、机の上には「本と鉛筆とノート」しか置かない方がいいですね。作業するときは、余計なものが目にはいらないほうがずっと集中できますよ。

さて、読み終わった本には付箋が何枚か(あるいはたくさん!)付いていることと思います。これから次の作業をしていきましょう!

1.付箋をノートに貼る。

付箋を1枚1枚はがして、ノートの1ページに1枚ずつ貼っていきます。

  • 【注意】もし付箋が6枚以上ある場合は、まずはその中から特に感動した部分に貼った3枚を厳選してください。その際、できればクライマックスなどの物語が盛り上がっている部分や、物語にとって重要だと思われる部分を持ってくるようにして下さい。シンデレラの例でいうと、悪い例といい例は以下のとおりです。
    • <悪い例>
      「10ページ、シンデレラを舞踏会に連れて行ってくれた魔法使いが、魔法でかぼちゃを馬車にできるなんてすごい!」
      ⇒「魔法使いがかぼちゃを馬車にできるかどうか?」というのはシンデレラという物語の本筋にとって特に大切なことではありませんね。言ってみれば、別にかぼちゃである必要なんてなくて、シンデレラを舞踏会に連れて行けさえすれば、メロンでもスイカでもよかったわけですし。
    • <いい例>
      「30ページ、シンデレラが王子様と結婚できてよかった。すごい!」
      ⇒「シンデレラが王子様と結婚する」というのは、シンデレラという物語にとって一番のクライマックスなので、この部分は大切ですね。
  • 【注意】後で本を参照できるように、それぞれの付箋にページ数がちゃんと書かれているかどうかを確認して下さい。

2.感想を広げていく。

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 ノートの1ページ分を使って、それぞれの付箋に対する感想を広げていきます。ここでは、要はその本の内容をきっかけに「自分だったらどうか?」を考えて書いていくのが目的です。読書感想文は、本について書くというよりは、むしろ自分の考え(=感想)について書くものだからです。

ここはとても大事なところなので、次の3つのステップを1つ1つ丁寧にやっていきましょう。できるだけたくさん書くように心がけてみてください。最後に例を挙げておくので、参考にしてくださいね。

  • 【ステップ1:何?】
    さて、本を読んでいる時に、以下の内容を付箋にメモしたことと思います。もしまだ書けていなければ、ささっと書いてしまいましょう。

    1. 主人公の何に共感するのか?
    2. 主人公の何がかわいそうだと思うのか?
    3. 主人公の何がすごいと思うのか?
  • 【ステップ2:なぜ?】
    次に、ノートの同じページに、「なぜ?」というメモを付け加えていってみましょう。

    1. 主人公の何に共感するのか? 
      ⇒ なぜ共感するのか?
    2. 主人公の何がかわいそうだと思うのか? 
      ⇒ なぜかわいそうだと思うのか?
    3. 主人公の何がすごいと思うのか? 
      ⇒ なぜすごいと思うのか?
  • 【ステップ3:自分だったら?】
    最後に、「自分だったらどうするか?」を考えて付け加えてみてください。反省や今後の抱負をからめてもいいでしょう。あるいは、自分だけではなくて、自分の周りの人のエピソードを交えてもいいですね。

    1. 主人公の何に共感するのか? 
      ⇒ なぜ共感するのか? 
      ⇒ 自分と同じか?違うか?自分だったらどうするか?
    2. 主人公の何がかわいそうだと思うのか? 
      ⇒ なぜかわいそうだと思うのか? 
      ⇒ 自分と同じか?違うか?自分だったらどうするか?
    3. 主人公の何がすごいと思うのか? 
      ⇒ なぜすごいと思うのか? 
      ⇒ 自分と同じか?違うか?自分だったらどうするか?

これだけだと少しイメージがわきにくいかもしれませんので、「シンデレラ」をとりあげて、実際にノートにどのように書いていくかの例を挙げておきますね。

読書感想文の準備

読書感想文の準備2

3.このメモを3ページ分、書いてみよう

それでは、以上のような流れで、このメモを3ページ分(付箋3枚分ですね)、書いていってみましょう。

「自分だったらどうする?」と考えるときは、自分に正直に、そして自由に、考えを広げていくことが大事です。「何かうまいことを考えつかなきゃ」などと気負う必要はありません。肩の力を抜いて、楽しく想像を広げていってみましょう。

4.【おまけ】「自分だったらどうする?」と考えるためのヒント

「自分だったらどうする?」と考えるとき、慣れないうちはなかなか考えの糸口が見つからないときもあるかもしれません。そのようなときは、次のような順番で考えていってみて下さい。

1.自分と同じ?それとも違う?

最初は、その主人公がとった行動が「自分でも同じことをするか?違うことをするか?」というところから考えてみましょう。そして、下にある質問に対する答えを、ノートに1つ1つ書いていってみましょう。多少時間がかかっても構わないので、しっかり文章にしていってみてくださいね。後で実際に感想文を書くときにとても役立ちます。

★もしも「同じ」なら

  • これまでに自分も同じようなことをした経験はあるか?
    • それはどんな経験だったか?
    • そのときにどう思ったか?
  • そのとき、自分はなぜそのような行動をしたのか?本の主人公と比べてみる。

★もしも「違う」なら

  • これまでに主人公と違う行動をとった経験はあるか?
    • それはどんな経験だったか?
    • そのときにどう思ったか?
  • 自分だったら、物語と同じシチュエーションに置かれたときに、どのような行動をとるか?それはなぜか?

2.反省や今後の抱負を考えてみる

1の「自分と同じ?それとも違う?」の質問に答えていく中で、主人公の行動を自分と比べて考える、ということが出来たことと思います。その中できっと、「主人公に比べて私はどうもダメだなぁ(反省)」とか、「私だったらそんなふうにはしないのに(批判)」とか、いろいろと思うことが出てくるはずです。そのような反省や批判を読書感想文に書くと内容が深まりやすいので、ぜひ加えてみましょう。

★反省するとき(「主人公に比べて私はどうもダメだなぁ」)

  • 自分のどういうところが主人公に比べてダメなのか?
  • それなら主人公から何を学ぶことができるか?
  • その学びを自分はこれからどう活かしていきたいか?

★批判するとき(「私だったらそんなふうにはしないのに」)

  • どうして主人公の行動はよくないと思うのか?
  • 自分だったらどうするのか?それはなぜか?
  • これまでに主人公と同じようなシチュエーションに置かれたことはあるか?
    • そのときにどうしたか?
    • それはなぜか?
    • 自分の行動と主人公の行動を比べてみる

ただ、「私だったらそんなふうにはしないのに」と思って批判するときは、解決策も示して前向きな批判をする、ということが大切です。つまり、単に主人公の悪口になってしまってはダメだということです。シンデレラを例にとって、「悪口」と「前向きな批判」の違いをみてみましょう。

  • 【悪口】
    「シンデレラは継母にいじめられてばっかりでバカみたい。やり返さないなんて弱虫だ。」
  • 【前向きな批判】
    「シンデレラが継母にいじめられてばっかりでやり返さないのは、きっと心根が優しいからなんだ。それはそれでとても素晴らしいことだ。(一度相手に共感する。)でも、やっぱり自分のことは自分で大切にしてあげなきゃいけない。何かできることはあるはずだ。例えば、せっかく実の父親がいるのだから、まずは相談して事情を話せば力になってくれるかもしれない。(その上で、状況をよくするための前向きな解決策を提案する。)

「前向きな批判」をするためには、その「解決策」も示す必要があるので、自然に文字数も増えて一石二鳥ですね!

 

それでは、以上で「読書感想文の準備」はおしまいです。本当にお疲れさまでした!

ここまでできれば、読書感想文を書くのは楽ですよ。準備と本番の間に時間を空けてしまうと、やはり内容を忘れてしまうので、ちょっと一休みしたら、ぜひ一気に終わらせてしまいましょう!

ついに最後!「読書感想文の短時間での書き方」の記事はこちらです。

<参考記事>

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ではでは、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪

今日も皆さまに何かいいことがありますように (^^)


2 Responses to “すぐ終わる!読書感想文の簡単な書き方と例③:付箋で準備”

  1. ナガデン より:

    感想文の書き方。
    子供に教える時に役に立ちますね。

    ある場面で立ち止まって考えるためにも、
    付せんを使うのがミソですね。

    • カポ より:

      そうですね!!ありがとうございます。
      ちょっとした工夫でいろいろと楽になりますよね。

      お子さんに教えるときのお役に立てれば幸いです♪

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