すぐ終わる!読書感想文の簡単な書き方と例④:1時間で書きあげる!

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前回の記事では、読書感想文を書くための準備をしていきました。きっと皆さんの前には、ネタがいっぱいの「ネタ帳」が出来上がっていることと思います。ここまできたら、あと1時間でささっと書き上げることも十分可能です!場合によっては30分で終わることもあるかもしれません。

というわけで、ついに最後の「読書感想文を書く」というステップに入っていきたいと思います。ここでは、読書感想文を書く際のコツや注意点を具体的にまとめましたので、1つ1つ実際に手を動かしながら丁寧に読み進めてみて下さい。

さあ、ここまで来ればあとひと踏ん張りです。頑張りましょう!

※「読書感想文の簡単な書き方と例」の他の記事一覧:

1.一番たくさん書けたページはどれ?

原稿用紙と女子高生

今、皆さんのノートには、それぞれ1つずつ付箋のついた3ページの「ネタ帳」ができあがっていますね。

そのうちで、一番たくさんの内容を書けているページはどれですか?シンプルに、一番たくさん書けているページの内容を感想文にしていきます!

まずは、その一番たくさん内容があるページに書かれている「内容の量」を確認して下さい。内容の量によって2通りの進め方があります。皆さんは以下のどちらのパターンに当てはまりますか?

  • 【パターン1】一番たくさんのページには、それはもうノート一面にぎっしりとたくさんの内容を書いたよ。
  • 【パターン2】一番たくさんのページでも、内容はせいぜいノートの半分くらいですんじゃった。

この【パターン1】の場合の方が、よりシンプルに読書感想文を書けるのでおすすめですが、【パターン2】の場合であっても大丈夫です。【パターン2】の場合でも、【パターン1】のやり方が基本になりますので、飛ばさずにしっかり読んでいってみてくださいね。

順番に説明していきますので、丁寧に追っていけばすぐに書くことができるでしょう。また、注意点も合わせて挙げておきますので、気にしてみてくださいね。

2.【パターン1】ノートにぎっしり派の書き方

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この【パターン1】ノートにぎっしり派の場合は、すでに感想文に書く内容が1ページにまとまっているので、それを読書感想文の形にまとめなおしていくだけです。まとめなおすとはいっても、難しいことはありません。先ほどのノートの内容を、そのままの順番で読書感想文に落としていけばいいんです。

こちらの読書感想文の準備の記事で例に挙げたシンデレラをとりあげて説明していきます。基本的に以下の順番でそのまま書いていきます。

読書感想文の準備_赤ペン 

①第一段落:「何に感動した?」

それでは早速、読書感想文を書いていきます。冒頭の第一段落は、「何に感動したか?」についてです。このシンデレラの例であれば、次のように書くことができますね。

「シンデレラが王子様と結婚できた。よかった。」と、私は自分のことであるかのようにうれしく思った。シンデレラは、ついに王子様と結婚できたのだ。

これで、最初の一段落目が完成です。簡単ですね。この書き方に少し分析を加えると、次のようになります。

「シンデレラが王子様と結婚できた。よかった。」と、私は自分のことであるかのようにうれしく思った。(←どのように感じたか?)シンデレラは、ついに王子様と結婚できたのだ。(←何に?)

このように、先に「どのように感じたか?」を書いて、次に「何に?」の部分を書くと、ぐっと勢いのある書き始めにすることができますので、意識してみましょう。

★注意1:タイトルは後で考えよう!

タイトルは、読書感想文の一番最初に書くことになっているので、つい最初にタイトルを考えてしまいがちですが、それはやめておきましょう。なぜなら、タイトルは感想文の内容を全部書き終わってから決めた方がずっと簡単だからです。書いた後であれば、書いた内容が全部頭に入っているので、それを一番うまく示してくれる言葉をタイトルに持ってくればいいだけですからね。

最初からタイトルを書こうとしても、考えるのに時間がかかって疲れてしまい、「あーもういいや、明日にしよ」と放り出すことにもなりかねません。ですので、まずはタイトルは空白にしておきましょう。

★注意2:読書「紹介」文にならないようにしよう!

これは本当によくある落とし穴なのですが、読書「感想」文を書くはずが、書き終わってみたら読書「紹介」文になっていて、本の内容をずらっと説明しただけで終わっちゃった、というものです。どういうことかを、皆さんがマンガの感想について友達と話すときのことを例にしてみてみましょう。例えば、ワンピースについて話しているとしますね。

「なぁ、今週のジャンプ読んだ?ワンピースのさぁ、新しく出てきた船のコックのキャラいるじゃん。サンジとかなんとか。眉毛がくるくるってしててマジうけるんだけど。ふざけてね?」

…えーと、全然最新のワンピースの話題じゃなくてすみません。ともあれ、普通友達とマンガの感想を話すときはこんなかんじですね。これを先ほどのシンデレラの例と同じように分析を加えると次のようになります。

「なぁ、今週のジャンプ読んだ?ワンピースのさぁ、新しく出てきた船のコックのキャラいるじゃん。サンジとかなんとか。(←何に?)眉毛がくるくるってしててマジうけるんだけど。ふざけてね?(←どのように感じたか?)

「何に?」と「どのように感じたか?」の順番は逆ですが、だいたい同じような分量になっています。読書感想文を書くときも、このようなかんじでいいのです。つまり、その本を読んだことがある友達や先生に話すことを想像して、「何に?」という説明はできるだけ短くして書いていくのです。

分かりやすいように、念のためダメな例も挙げておきますね。これだと、読書「紹介」文になってしまいます。

<よくない例>

「なぁ、今週のジャンプ読んだ?ワンピースっていう海賊についてのマンガがあって、主人公がルフィっていうんだけど。で、そのルフィが仲間を集めてワンピースっていう宝を探して、海賊王になるっていう話なのね。んで、そのルフィが旅の途中でたまたま乗った船にサンジっていうコックがいてさ。このサンジっていうのは、もともと海賊あがりのレストランのシェフに育てられたやつなんだけどさ。そのシェフもサンジを助けるために片あしが義足になってる苦労人なんだわ。(←何に?)あ、んで、とにかくこのサンジっていうやつの眉毛がさぁ、くるくるってしててマジうけるんだけど。ふざけてね?(←どのように感じたか?)

きっと読んでお分かりになるかと思いますが、「何に?」についての説明が長過ぎてうっとうしいですね!ワンピースを読んでる人に話すのだったら、こんな説明は要りませんし、邪魔なだけです。

読書感想文を書くときも一緒です。「何に?」についての説明は、その本を読んだことがある人に話すつもりで、最低限にしておきましょう。

②第二段落:「なぜ?」

それでは、次に「なぜ?」について書いていきます。先ほどのノートの中でいうと、次の部分ですね。

なぜ? 

ここでの書き方も簡単です。第一段落で「何に感動した?」について書いたので、その次に「なぜ感動した?」という理由を続けるのはとても自然な流れです。特に接続詞もなしで第二段落を書き始めて大丈夫です。例えば、次のようになります。もしできれば、上のノートのメモと比べながら読んでみてください。

シンデレラはずっと辛い生活を送っていたのに、最後に王子様にみそめられて結婚できるなんて、ものすごい大逆転だ。いじわるな継母や姉たちはきっとすごく悔しいはずだ。正直、読んでいて胸がすっとしてしまった。(←なぜ?という理由①)

それに、何よりシンデレラがすごいなと思うのは、大変な日々の中でもその美しさを保てていたことだ。毎日毎日継母や姉たちに灰の掃除などの大変な家事をさせられていたら、普通に考えても、顔や手の美容に気を使うような余裕はほとんどなかったはずだ。それなのに、王子様に気に入られるほどの美しさを保てていたのはすごい。

もちろん、魔法使いの助けもあって、いつもよりきれいになっているということはあるかもしれない。でもそれにしても、もともとの美しさがなければ、王子様にみそめられるほど美しくなれるはずがない。やはりシンデレラはすごい。(←なぜ?という理由②)

ここで書いていくときに、ノートには書いていなかった考察や感想を広げてもいいですね。せっかくなので、どんどん自由に書いていきましょう。

なお、わかりやすいように「2.第二段落:『なぜ?』」というタイトルにしていますが、上記の例のように長くなる場合は、無理して1つの段落にまとめる必要はありません。段落をいくつかに分けたほうが読みやすいです。

★注意:脱線しすぎないようにしよう!

念のため、「どんどん自由に書く」といっても、話が脱線しすぎないように気をつけて下さいね。例えば、次などは良くない例です。

<よくない例>
シンデレラはずっと辛い生活を送っていたのに、最後に王子様にみそめられて結婚できるなんて、ものすごい大逆転だ。いじわるな継母や姉たちはきっとすごく悔しいはずだ。正直、読んでいて胸がすっとしてしまった。(←なぜ?という理由①)

それに、そもそもシンデレラがすごいなと思うのは、大変な日々の中でもその美しさを保てていたことだ。私などは、毎日うっかりしている。最近は夏で日差しもきついのに、日焼け止めをぬり忘れることもしょっちゅうだ。おかげでずいぶん日焼けしてしまったし、これでは将来シミができてしまうのではないかと心配になる。肌が白い友達にはすごく憧れるので、私も毎日しっかり日焼け止めをぬるようにしようと思う。(←なぜ?という理由②…を書くはずが、なぜか自分の日焼け止めの話になってしまった。)

読書感想文は、あくまでも「本を読んで何を考えたか?」という感想を書くものであって、物語の本筋とは関係のない「自分自身の生活」について書くものではないので、注意して下さいね。

でももちろん、本の内容に関係のある「自分自身の経験」を書くのはOKなので、むしろ積極的に書いていきましょう。

③第三段落:「自分だったらどうする?①」

さあ、どんどんいきましょう!次は読書感想文のクライマックス、「自分だったらどうする?①」に入っていきます。ノートの例だと、次の部分ですね。

自分だったら?1

ここでの書き始めも難しくありません。最初に、「それでは、もし自分だったらどうだったろうか。」というような一文を入れてみてください。そうすると、自然に話がつながっていきます。

それでは、もし自分だったらどうだったろうか。きっと、最初の段階から違ってくる気がする。(←自分は主人公とは「違う」)継母や姉にいじめられたら、きっとやり返してケンカをしてしまうだろう。シンデレラは優しくてやり返したりしないけれど、私はそんなのがまんできない。(←どんなふうに違うのか?)

そうやって継母たちとけんかをしているうちに、シンデレラのようなおしとやかさを失ってしまうかもしれない。そうしたら、王子様に出会ったところでみそめられることはないかもしれない。でも継母たちに負けない強さがあれば、王子様と結婚できなくてもきっとしっかり生きていけるはずから大丈夫だと思う。(←主人公と自分の比較)

実際、小さい時に、私も大きい子にいじめられたときがあった。最初は泣いてばかりいたけど、「もうどうにでもなれ」と思ってやり返して一生懸命たたかったら、いじめられることはなくなった。その経験は私に自信を与えてくれた。だから、私は王子様と結婚できなくてもいいやと思う。(←自分はどのような経験をしたのか?)

このように、基本的にはノートの文章をそのままおっていって、文章を必要があれば調整していく、という程度で書けてしまいます。

第二段落「なぜ?」のところと同じように、もし途中で何か思いついたことがあれば、自由に書き足して広がりと深みを加えていきましょう。特に、物語と関連するような自分の経験についても書いていくと説得力がずっと増すのでいいですね!

④第四段落:「自分だったらどうする?②」

ついに最後の段落です!こちらも基本的に第三段落「自分だったらどうする?①」と同じで、ノートの内容をそのまま文章に落としこんでいけばOKです。ノートの例でいうと、次の部分にあたりますね。

自分だったら2

 

では早速、これを文章に落としこんでいってみましょう。

それでもやっぱりシンデレラが結婚できてよかったなと思う。それは、シンデレラの努力がむくわれたからだ。物語には書いていないけれど、そもそも何の努力もしなかったら、灰かぶりのみじめな生活の中で美しくあり続けることなんてできっこないのだ。

毎日灰を掃除したり水仕事をしたりしていれば、手だって荒れるし、目に灰が入って目が充血したりすることもあったはずだ。何より、継母などにいじめられるストレスで、肌の調子だってよかったはずがない。だから、そんな中でも美しくある努力を忘れなかったのであろうシンデレラが王子様と結婚できて、本当によかった。(←物語についての考察)

私もシンデレラを見習おうと思う。辛いことがあると、「なんで私ばっかり…」と自分を哀れむばかりで何もできなくなってしまうときがある。(←自分のことの反省)けれど、それでは何もよくならない。シンデレラを見習って、どんなに辛くてみじめなときでも、いつか来るはずのチャンスをしっかりつかめるように、くじけたりいじけたりせず前向きな努力を続けていけるようになろうと思った。(←今後の抱負)

これも、基本的にノートの内容をそのまま追っていくだけです。この例のように、物語の「行間」についての考察を含めてみてもいいかもしれません。

また、自分のダメなところを主人公と比較して反省し、その後今後の抱負を述べる、というのも間違いのないおすすめの流れなので、ぜひ使ってみてくださいね。

 

★注意:抱負を語るときは情熱的に前向きに!

ちなみに、このように「今後はこうしていきたいです!」という抱負を語るときは、スーパーヒーローを演じるつもりでくさく熱く前向きに語るといいですね。日本に暮らしていると、つい謙虚で慎重になりがちですが、読書感想文ではここぞとばかりに「オレはこんなに一生懸命熱く前向きに考えてるんだぜ!」というのをアピールしてみて下さいね。

2.【パターン2】ノートに半分くらい派の書き方

ノートで一番内容が多いページでもせいぜいページの半分くらいしかない、という場合でも大丈夫です!

そのときは、3ページ分全部か、あるいは、2ページ分を選んで、感想文を書いていきます。3ページにするか2ページにするかは、内容の量を見て判断してみてくださいね。

1.構成の仕方

基本的には、【パターン1】と同様に、ノートの各ページごとに以下の順番で感想文書いていきます。

  1. 「何に感動した?」
  2. 「なぜ?」
  3. 「自分だったらどうする?①」
  4. 「自分だったらどうする?②」

しかし、【パターン2】の場合は、それぞれ違う箇所について2ページ分または3ページ分あるので、物語に出てくる順番に従って書くように注意してくださいね。そうすると読みやすくなるのです。付箋に書いてあるページの順番に従って落としこめばいいですね。先ほどのシンデレラの例で言えば、次のような順番になります。

読書感想文の準備

 

読書感想文の準備2

各ページごとの感想文の書き方は【パターン1】と同じなので、必要に応じて見なおしてみてくださいね。

2.違うページにある内容のつなげ方

このように違うページにある違う内容を並べるときには、次のような接続詞をうまく使えば自然になります。

  • 【同じようなエピソードに続ける場合】
    • 更に
    • 加えて
    • 同じように
  • 【違う種類のエピソードにうつる場合】
    • また
    • 一方で
  • 【反対のことを示すようなエピソードに続ける場合】
    • しかし
    • しかし一方で
    • とはいえ
    • でも

さあ、以上で読書感想文の書き方の説明はおしまいです!読書感想文は丁寧に手順を踏んでやっていけば、本当にすぐに書けてしまうものなので、ぜひ恐れずにささっとやっとしまいましょう。

以下にこのシリーズのリンクをまとめましたので、必要ならもう一度読み返して附に落としてみるといいかもしれません。「こういう場合はどうなの?」というような質問がありましたら、ご遠慮なく下のコメント欄に書き込んでくださいね!

<参考記事>

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ではでは、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪

今日も皆さまに何かいいことがありますように (^^)


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