北海道でオール電化のお得な電力会社は?電力自由化の料金を比較してみた
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さて、今回は、北海道での電力自由化後の料金プランの最得を見ていきたいと思います。
北海道と本州とを結んでいる送電線は容量が少ないため、緊急時には本州から電気が届かないこともあるそうです。
したがって、北海道内で発電した電力を十分に確保する必要があります。
そのため、新規参入の障壁が高いエリアです。
それもあってか、既存のエリア会社である北海道電力は、今回の自由化に合わせての新プランを用意はしていません。
新規の参入会社の数も比較的少なく、
- 北海道ガス
- KDDI
- ジュピターテレコム(J:COM電力)
- H.I.S
- サッポロドラッグとコンサドーレ札幌による新会社「エゾデン」
- コープさっぽろ
の6社が参入を表明しています。「エゾデン」とコープさっぽろは、今のところ詳しい情報はありません。
というわけで、今回の記事は「オール電化でない場合」と「オール電化の場合」で分けて、北海道のおすすめの電力会社をリサーチしてみようと思います!
その際、年間電気代によってお得な会社が変わってくるので注意してくださいね。
オール電化でない場合の北海道の電力会社の料金比較
年間電気代が12万円程度まで
年間電気代が12万円までなら、H.I.Sに乗り換えると約5%ほど安くなり、一番お得です。
2番手につけるのは、KDDIのauでんきです。
auでんきは、基本的には北海道電力の料金プランに準じるのですが、
- 月額5,000円未満の場合、1%還元。
- 月額5,000円から7,999円では3%還元。
- 月額8,000円以上では5%還元。
で最大でも5%お得になります。ただし、auユーザー限定の割引です。
ちなみに、なぜauでんきがH.I.Sよりもお得でないかというと、auでんきの場合は上記の金額が消費税抜きの金額に対しての還元だからです。
H.I.Sは、北電の電気料金プラン(税込み)に対しての一律5%引きとなっています。
となればもちろん、税込みの金額に対して割引が適応されるH.I.Sの方がお得になりますよね!
なので、年間の電気使用量が少ない場合はH.I.Sがお得です。使用量が上がるにつれauでんきとの差は縮まりますが。
(ところで、auでんきなどの携帯電話会社の電力業界参入が目立ちますが、となると気になるのが携帯とセットで申し込むとお得になるのか?ということ。そのデメリットも合わせてこちらの記事にまとめましたので、ぜひご参照下さい。)
年間電気代が21万円程度以上
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年間21万円程度の使用量であれば、ジュピターテレコム(J:COM電力)が最得になります。ただし、ケーブルテレビ(CATV)とのセット利用が前提となるのがネックになるかもしれません。
2番手にH.I.Sです。ただし、差はわずかですので、「ケーブルテレビは要らない」というのであれば、H.I.S.の方がおすすめですね。
まとめ
ちなみに、北海道ガスも参入していますが、お得度はいま一歩。北海道ガスグループのユーザーであることが前提で、電力料金が一律3%割引になります。
10号以上の給湯器を使うとさらに1%引き、セントラルヒーティング利用でさらに2%引きとなります。
とはいえ、これら付帯割引を合計しても、他社を超える割引にはなりません。
ということで、まとめると、ジュピターテレコム(J:COM電力)はCATVとのセット利用が前提、auでんきもauユーザーが前提であることを踏まえると、乗り換えのしやすさから、H.I.Sに軍配があがるといったところでしょうか。
一応、解約違約金があって、
- 電力供給開始日から1年未満のお客様都合による解約は、所定の解約違約金、¥9,000(税別)を申し受けます。
- 1年目以降は、1年毎の自動更新となります。
※1年目以降の契約期間中の途中解約は違約金、その他手数料は発生しません。
出典:H.I.S.
ということですので注意です。
ちなみに、賃貸マンションにお住まいの方は、個別で電力会社と契約できるのか?が気になるところだと思います。
その可不可についてこちらの記事にまとめましたので、ぜひご参照ください。
オール電化の場合の北海道の電力会社の料金比較
本州などの他の地域でもそうですが、既存電力会社(北海道の場合は北海道電力)のオール電化向けの深夜料金の安さを超える新プランを提供するところは見当たりませんね。
上記のオール電化ではないケースで見てきたように、新規参入業者のプランでは5%の割引がいいところなので、オール電化での北海道電力のプランの深夜料金の安さにはかないません。
というわけで、オール電化の場合は、北海道電力が一番お得です。
ですので、北海道のオール電化向けのプランは、北海道電力内のプラン「ドリーム8」、「eタイム3」、「ドリーム8エコ」などの中から最適なものを選ぶといったかたちになりますね。
こちらの北海道電力のサイトでシミュレーションができますので、一度、比較検討してみはいかがでしょうか。
以上、今回の記事は北海道の電力会社の料金比較でした!
ちなみに、北海道といえばさっぽろ雪まつりですよね。
毎年、自衛隊が非常にクオリティの高い雪像をつくるので有名です。…でも、なんで自衛隊が?と疑問に思ったので、こちらの記事にその理由&作品の写真をまとめてみました。
ぜひご覧ください!
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ではでは、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪
今日も皆さまに何かいいことがありますように (^^)
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