清原和博の150回分と通常時の覚せい剤使用量を比べてみた!体調は大丈夫?
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今回、清原和博さんが150回分の使用量に当たる覚せい剤を1ヶ月で使っていたというニュースがありましたね。
…といっても、じゃあ覚せい剤の通常の量というのはどのくらいなんだ??というのがちょっと気になったので調べてみました。
また、それで体調は本当に大丈夫なのか?というのもまとめてみました。
覚せい剤の通常の使用量はどのくらい?
このような知識を手に入れても正直なんの役にも立ちませんが…「通常」って何の通常だよ、というかんじですね。
ともあれ、覚せい剤の通常の使用量は1回で0.03グラム、というのが今回のニュースの計算ですね。
5グラムで150回分なので、単純に「5÷150=0.03」です。
ただこれも、常習者になると1回につき0.1グラム程度摂取することもあるそうです。
で、単純に150回を30日で割ると、1日あたり5回になります。
さて、これは何を意味するでしょうか?
覚せい剤の効き目は、2時間程度、ながくても3~4時間程度です。
日中起きている時間が18時間として、もしも1日あたり5回打っていたとしたら、それこそ起きている間はほぼずっとラリっているということになります。
…おいおいおいおい、ですね。
ちなみに、よりわかりやすいように統計と比較してみますね。
平成21年度の犯罪白書によると、当時の逮捕者における使用頻度はこんなかんじです。
ちょっと複雑ですが、頻度だけでまとめると次のようになります。
- 月に2〜3回以下:73人(34%)
- 月に10回以下:59人(27%)
- 月に20回以下:38人(17%)
- 月に21回以上:47人(22%)
こうしてみると、月に21回以上使用する人の割合は22%と決して低い数字ではありません。
それでも、月に150回というのは尋常でない量なのが分かります。
少なくとも、全体の78%は月に20回以下の使用にとどまっているのですから。(それでも完全にアウトですが。)
そんな清原さんをネタにしたマンガ「かっとばせ!キヨハラくん」も休載になってしまいましたが、今後の再開はあるのかどうか&その登場人物についてこちらの記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
今見ると、今回の清原さんの覚せい剤注射を予言するような絵もあったりしてちょっとショックなんです。
体調は大丈夫なのか?
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次に、清原和博さんの体調ですが、そりゃもちろん大丈夫なはずないですね。
まず、覚せい剤でも、過剰摂取による急性中毒死というのがありえます。
通常の使用量で、重篤な身体症状が現れることはまれですが、覚せい剤を大量摂取したことによって、死に至るケースもあります。主に、交感神経興奮作用によって体温や血圧が急激に上昇したり、心悸が亢進したことによるもので、脳出血、心筋梗塞や心停止、高熱による臓器不全などが知られています。
出典:m.webry.info
というわけで、そもそも清原さんの150回/月という量だと、この急性中毒死の危険もあり得たわけですね。
また、禁断症状が出てくると次のような感覚に陥るそうです。
この状態に共通しているのは強烈なかゆみで、使用者は皮膚の下を虫が這いまわっていると思い込むことがあります。何日も眠ることができず、しばしば完全に精神に異常をきたした状態になり、自分だけの世界に入り込み、誰にも知覚することができないものを見たり聞いたりするようになります。
更に中毒の後遺症としては、やはり脳に影響が出るために統合失調症に陥ることもあるそうです。
臓器不全によるガンの発症などもありえます。
覚せい剤を断ち切るのは本当に難しくて、従来の治療では93%の患者が中毒に戻ってしまうというデータもあるほどです。(参考:薬物のない世界のための財団)
清原さんの場合、中毒者の中でも更に重度の中毒であることが見て取れますから、今後どうなるか心配です。
本当に薬物だけは手を出してはいけませんね。。。
ちなみに、清原さんが覚せい剤を入手していたと言われる「シャブばばあ」がなぜ逮捕されないのか?&シャブ御殿の真偽について、こちらの記事にまとめてみましたので、合わせてご覧ください。
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ではでは、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪
今日も皆さまに何かいいことがありますように (^^)
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