ピンクイルカはどこで見られる?ツアー・水族館の料金や場所のまとめ!
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皆さんはピンクイルカというのをご存知ですか?ピンクイルカは、香港などのアジアでは「見ると幸せになれる」というラッキーシンボルでもあるおめでたいイルカです。これが本当にピンクでびっくりなんですよ!
ピンクイルカといっても実は2種類あって、南米のアマゾン川に生息する「生きた化石」と呼ばれるアマゾンカワイルカと、東シナ海からオーストラリアにかけての浅い海に生息するシナウスイロイルカがいます。
今回の記事では、アジア近辺に生息するシナウスイロイルカを見たり、一緒に泳いだりできるツアーや水族館を中心にまとめてみました。あとは、アマゾンのアマゾンカワイルカを見に行くワイルド現地発着ツアーについても簡単に!
まずは、アマゾンカワイルカとシナウスイロイルカについて軽く画像付きでご紹介しますね。
もくじ
ピンクイルカの種類
アマゾンカワイルカ
こちらのアマゾンカワイルカは、南米のアマゾン川に生息するカワイルカ(川に住むイルカ)です。ブラジルやペルーなどアマゾン川の一帯にわたって生息しているようです。
ブラジルのツアーだと、マナウスというアマゾン深部にある都市からの現地発着ツアーがあるみたいですね。
まずは写真を何点か。本当にピンク色なんですよね!
ちょっと小柄に見えます。
…なんか、首がちょっと長い!?首から喉にかけてのラインがちょっと人っぽくてびっくり。
また、アマゾンカワイルカについては、次のような興味深い記述があります。
3,500万年前に生きていた原始的なクジラと同じ特徴を備えていることから、“生きた化石”とも呼ばれている。…
夜中、アマゾンカワイルカはハンサムな若い人間の男性に化けて乙女に近づき、妊娠させて、朝になると元のイルカになって川へ戻っていく。 アマゾンカワイルカの雄の生殖器は人間の男性の生殖器に似ており、このことがこの伝説の基になっているという説もある。
出典:Wikipedia
神話では、人間と動物の間に子どもができる、というのは定番ですが、このピンクイルカもそうなのですね!アマゾンに元から住んでいる人間との間に、強い結びつきがあった(ある)ことが伺えます。
そういうことで言うと、ちょっと話は飛びますが、ラグビーが強いので有名なオセアニアの島々でも、現在に至るまで神話的な色彩が残っているのが見て取れるものがあります。すなわち、ラグビーの試合前に各代表が踊るハカという猛々しい演舞です。こちらの記事にその歌詞をまとめたのですが、特にニュージーランドのハカの歌詞などは胸に迫るものがあります。前近代の感性は偉大です。
シナウスイロイルカ
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次は、日本からでも観に行きやすい、シナウスイロイルカ(支那薄色海豚)です。…漢字ではイルカのことを「海豚」って書くんですね。
香港やタイ、シンガポールなどで気軽に見たり一緒に泳いだりできるみたいですよ!

出典:ameblo.jp
アマゾンカワイルカよりも、普通のマイルカに似ていますね。
シナウスイロイルカは、ピンク一色だけでなく、ピンクと白の斑やピンクと灰色の斑の個体もいるみたいです。
このシナウスイロイルカですが、香港近辺では生息が脅かされているようです。多すぎる船舶、魚の乱獲などがその原因とのこと。
次に、日本の近くでこのシナウスイロイルカを見たり、一緒に泳いだりできるところをご紹介しますね!
日本の近くの海で見るには?
香港のランタオ島
まず、ランタオ島の場所はこちら。香港国際空港の近くですね。
で、このランタオ島の近くでイルカを見るツアーがこちら。
●パンダトラベル香港|香港ランタオ島 野生のピンクイルカ・ウォッチング・クルーズ <送迎付き>
- 価格:大人420HKD=約6,500円/子ども(3歳〜11歳):210HKD=約3,200円/幼児(0歳〜2歳):50HKD=約770円(2015年10月12日現在)
- 出発場所:カオルーンホテル(九龍酒店)。香港中心部にあるので便利ですね。
- 所要時間:送迎込みで約4時間(海上でのドルフィンウォッチングの時間は約2時間)
- 言語:基本は英語。日祝日は、日本語または英語。いずれにしても日本語資料の配布あり。
- 開催曜日:日、水、金。
- ポイント:イルカ遭遇率は97%!万が一見れなかったときは、次回無料で参加できる特別チケットをもらえる。
ちなみに、島といえば、長崎の軍艦島もかなり面白いスポットです。島全体が廃墟という超珍しい場所なので、こちらの記事にまとめてみました。「進撃の巨人」の実写版映画のロケ地にもなりましたよね。ぜひご覧くださいませ♪
タイのサムイ島
次に、更に南に行って、トロピカルなタイのサムイ島です!場所はこちら。
●ほうぼう屋ツアー|ピンクイルカに逢える、ドルフィン ウォッチング ツアー
- 価格:大人1900THB=約6,400円/子ども(4歳〜11歳):1000THB=約3,400円(2015年10月12日現在)
- 出発場所:専用乗合バスでサムイ島の各ホテルに迎えに来てくれる。
- 所要時間:港から出発して港に戻るまでのツアー時間は約5時間半。ホテルと港の間の送迎にかかる時間はホテルの場所によって〜1時間。
- 言語:英語。
- 開催曜日:月、水、金、土。
- ポイント:イルカ遭遇率は90%以上!マングローブ林などを見ながらのクルージングやビーチでのランチ、更にシュノーケリングも楽しめて盛りだくさん!私も行きたいよー!
水族館で一緒に泳ぎたい人はこちら!
タイのパタヤ
タイの首都バンコクから車で2時間程度のところに位置するビーチリゾートのパタヤ!バンコクからは、ほぼ30分おきに毎日バスが出ています。
そのパタヤの南に12キロほど行ったところに、ピンクイルカのショーが見れたり、ピンクイルカと一緒に泳いだりできる「パタヤ ドルフィンワールド&リゾート(Pattaya Dolphin World & Resort)」があります。場所はこちら。
●パタヤ ドルフィンワールド&リゾート(Pattaya Dolphin World & Resort)
こちらでは、1日に5回ほどイルカショーをしているようですよ。
トリップアドバイザーの口コミはこんなかんじです。
パタヤの中心地からモーターバイクで30分くらい。町から離れた不便な場所にありますが、珍しいピンクイルカということもあるのか想像以上に観光客は居ました。ショーのレベルは日本の水族館より全然下です。それ以外の施設も殺風景ですが、小さいお子さんにはプールもあるのでそれなりに楽しめるのでは無いでしょうか?(Loveぱせり)
ショー自体は、日本と比べれば相当落ちますが、ピンクのイルカを見たい方、家族連れにはよいでしょう。ショーの他に、馬車ーに乗ったり、大きなプールもあり、結構楽しめますよ。(ボツちゃん)
出典:トリップアドバイザー
というわけで、わざわざ行くほどではないのかなという印象も受けますが、もしタイのパタヤ近辺に行く機会があったらよさそうですね♪
タイのチャンタブリー
タイにはもう一つ、ピンクイルカが見られる水族館があります。それがバンコクから車で3時間30分程度のチャンタブリーにある「オアシスシーワールド Oasis Sea World」です。バンコクからチャンタブリーへは、毎日1時間おきにバスが出ています。
こちらの入場料は大人は300THB=約1000円、子どもは200THB=約670円。1日5回ピンクイルカのショーがあって、事前予約すれば一緒に泳ぐこともできるみたいです。
トリップアドバイザーなどの口コミを見る限り、イルカのショーは日本ほどの派手さはなさそうですが、お姉さんの(英語とタイ語のの)コメントが面白かったりして楽しめるみたいですよ。
ただ、日によってはイルカと一緒に泳げないこともあるみたいですので、事前によく確認しておきましょう。
ちなみに、このチャンタブリーは有名な仏教寺院があるところですね。巡礼のついでに寄ってみるのも楽しいかもしれません!
シンガポールのセントーサ島
最後に、ほぼ赤道直下の熱帯シンガポールのセントーサ島にある「アンダー・ウォーター・ワールド Under Water World」でも、ピンクイルカのショーが見られますし、事前予約すれば一緒に泳ぐこともできます。こちらはセントーサ島が誇るかなり本格的な水族館みたいです!場所はこちら。
●アンダー・ウォーター・ワールド(Under Water World)
イルカのショーは1日に4回あるみたいです(土曜日は5回)。すぐにいっぱいになってしまうそうなので、目の前でイルカを見たいなら30分くらい前には行っておいた方がいいとのこと。
入場料は、大人が29.9SGD(=約2,500円)/子どもが20.6SGD(=約1,700円)です。
結構お高いですが、実際にこの水族館はとても充実していて、ピンクイルカと泳ぐ以外にも、サメと一緒にダイブしたり(新コンセプトですね!)、体長3メートルもあるピラルクという古代魚がいたり、全長83メートルもある巨大な水槽の中を歩く歩道に乗って見学できたりと、1日中でも楽しめそうな充実ぶり。行ってみたい!
そういえば、グアムにも同じ名前の水族館がありますね。
アマゾンまで行くという気概がある人には!
マナウス発着の現地ツアー
さて、最後に紹介するのは、ブラジルのアマゾンの奥地にあるマナウス発着の「アマゾンカワイルカと一緒に泳ぐツアー」です!
なんだか、いきなり見慣れたアジアから南米に飛ぶとゾクゾクしますね♪いいなぁー!!私はまだ北米にも南米にも行ったことがないので、こういう記事を書いていると旅心がそそられて辛いです…なんせ2歳の子持ちなので、気軽にアマゾンに飛ぶわけにもいかず。しかも南米って、いくとなると時間もお金もかかるし楽ではないんですよね。カナダかアメリカかメキシコでストップオーバーしていくのはすごく楽しそうですが。子どもが自立してからでも行けるように、今のうちから体力気力を蓄えておかねば。
ともあれ、マナウスの場所はこちらです (^^)
●あすてるトラベル|ピンクイルカと泳ぐツアー
- 価格:不明(時期や人数によって変動するのかと思います)
- 出発場所:マナウス市内のホテルまで専用バスで迎えに来てくれる。
- 所要時間:3.5時間。
- 言語:日本語。
- 開催曜日:不定期。
- ポイント:ピンクイルカと一緒に泳げるみたいです!どこで?もちろんアマゾン川で!!ピラニアも生息するというコーヒー色のアマゾン川でピンクイルカと一緒に泳ぐだけで、一生ものの語り草になること間違いなしですね!胃腸を鍛えてぜひトライしたい!!
こちらのツアーは、日本語ガイドがついてくれるのでありがたいですね!しかし、アマゾン川で泳ぐなんて、さすが南米!ワイルド!!
というわけで、以上がピンクイルカを見れる、一緒に泳げるツアーや水族館のまとめでした♪
個人的には、ぜひアマゾンのツアーに行ってみたいです。10年後には行けるように頑張りたいです!!
ちなみに、外国行くのは面倒だから国内がいい、という方は、日本一の観光地京都でおすすめの豆腐屋さんやカフェについての記事をこちらにまとめましたので、ぜひご覧くださいませ (^^)
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ではでは、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪
今日も皆さまに何かいいことがありますように (^^)
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